湿気が多くてジメジメしますね。昨日は兵庫県だけに限らず広域で停電が起こりました。私の住む加古川市でも一部を除いては約3時間の停電になり、周囲の信号機も使えないため交通整理が施されておりました。仕事を終え、自分の時間をゆっくり過ごしていたらいきなり扇風機が切れ見渡してみると冷蔵庫なども切れていたので停電だと気づきました。かなりの雷さまでしたので、仕方ないかと思う気持ちでまたすぐ点くだろうと浮かべていたのですが、そうは問屋が許しませんでした。この辺で長い停電は結構珍しいことですので、近所の方が大雨の中外に出ておりました。時間は午後3時過ぎなので、皆さん夕飯の支度まで時間があります。私は、普段テレビをつけないので静かな時間には慣れています。窓を開けると少し涼しい風が入って来ました。外では交通整理の笛が鳴り響いています。そんな中で、私は電気の無い子供の頃の貧乏生活を思い出しました。あり得ないお話でしょ(笑)
電気代が払えないから電気が切れていて懐中電灯やろうそく、なければライターをつけて過ごしていたのです。まぁご飯も食べる事がままならなかった生活でしたからね。なので、停電中はアロマ用に置いてあったろうそくを焚いて本読み用のLED電気スタンドをつけていました。その中で夕飯の用意をしながらあろうことか「懐かしいな・・・」と思っていた私。
当たり前に付いている電気がいざ、なくなると慌てますよね。家の中を動くのにもトイレや暗い場所では電気をつけるというクセがあるので、場所を移動する際に後戻りをして電気スタンドを取りにいきました。ボタン一つで何でもできるという便利な時代に育ったが故、一つでも欠けるとどうしていいのかわからなくなってしまいます。まだガスと水道が通っていたので何でもできますが、災害が急に起こると全てのものが泥に流されてしまいます。
当たり前にくる?明日があるから・・・当たり前にいる家族がいるから・・・当たり前に・・・。だから今一瞬を大切にしないのです。家族と喧嘩していても後で謝ろうとか、これしたいけど明日にしようとか後回しにしても、その時その状況は「今」しかないのです。だからこそ、「今」を楽しむことなんですね。それは、自分に起こった善い事も悪い事も必要だから与えられる。乗り越える事ができる「今」だから起こるべくして起こる必然的な出来事なんです。自分にとって嫌な事だからと責任転嫁や理由をつけてスルーしないで、ちゃんと受け容れて認めることをしていかなければなりません。自分の人生は自分のものです。自分に責任をもって選択をしていきましょうね。