今日は☆十年ぶりに母校へ行く機会を頂きました。というのは、私も会員であります『挨拶名人の会』。ホームページ上にアップさせて頂いております掲載された記事を、兵庫県浜の宮小学校長(高橋 誠氏)の眼に止まり「本校でも子供たちに挨拶の大切さを伝えたい」と、浜の宮小学校で実施されました。そして、1年生から6年生まで名人率98%という約570人余りの子供達が、次々と名人に認定され校長先生自ら直々に認定証を手渡されました。その様子は地域ラジオや新聞にも取り上げられております。
そして本日、浜の宮小学校長 高橋 誠先生に特別認定証(団体の部)を渡されるという事で、恐縮ですが私、同行させて頂きました!(^^)!
当サロンは縁あって浜の宮校区内にあり、また卒業生ということで『挨拶名人の会』会長 藤原 忠悟氏からお声を頂いたもので、喜んでお引き受けさせて頂きました。
まさかこの年になって母校へ足を踏み入れる様なことなど予想にもしておらず、懐かしさに心躍る思いでした。藤原会長、ありがとうございます。初めてお会いする高橋校長先生は、穏やかでとても楽しいお方でした。途中、3年生の女の子が校長室を訪ねられ、校長先生ご自身と女の子のお2人で約束されてたシール(何かのご褒美みたいです♡)を渡されていらっしゃいました。優しく話しかけ子供を包み込むような笑顔に女の子も嬉しそうです。そしてまた2度も訪ねてこられ校長先生にお願いをしておりました。子供達と校長先生...こんなに身近に感じられる校長室は私の時代にはありませんでした。挨拶をする子供達の表情をよく観察されていて、いつもと違う曇った表情をしている子供を見逃さず、校長室で対面で話を聞き一人一人と向き合い解決されているというお話が印象的でした。(今月定年退職されるそうで残念です)私の時代にもこんな方とのご縁があれば私自身救われたかも知れません。というのは、この小学校時代は辛い時期だったからです。
ですが、今となってはこのプロセスがあったからこそ今のヒプノセラピストとしての私があったのだと感じています。
私が卒業生という事でご厚意頂き校長先生自ら校内、教室をご案内下さり「懐かしいでしょ♪」と言いながら私の小学校時代を振り返るようにお話を頂きました。ちょうど体育館では卒業式の練習をされており、ここにもお邪魔させて頂きましたが胸が熱くなり涙が込み上げてまいりました。もう忘れかけていたあの頃の思い、いえ...忘れていたのではなく、しまい込んでいた思いを今改めて引き出し、あの頃の辛く苦しかった自分と向き合うこととなりました。
今日この母校を訪問する機会を頂いた事により、あの頃手を伸ばしても届かなかった母への思い、背中を向けられた時の寂しさを、根底から受け容れることができ解放する事ができたのだと思いました。このブログを書きながらも胸が熱くなり涙が込み上げてきます。
これも必然的に与えられた時間。いまの私にとって必要だったのです。いいことも悪い事も全部必要だから与えられるのです。そして乗り越えられる今だからこそ起こった現実。
私は今の自分を見て確信をもっています。自分にとって不可能なことはなかったのだと。不可能を可能にするのは自分次第なのだということ。
人として生きる、生きる人と書いて人生。
今生に頂いた命を慈しみ、愛していきましょう。