６月　水無月

農家をしていらっしゃる方にとっては梅雨の雨はありがたいですが、それも丁度いいほどでないと作物が育ちません。ここ数年の自然界は、世間で言われる温暖化が進み夏は異常に暑く気温が40度にもなり、おまけに湿気がかなりあるので熱中症になる方が増えています。数十年前では考えられないことでした。数十年前の夏は、最高気温が28℃まででしたし湿気もそんなになく、扇風機で眠れてましたから・・・。

異常気象だと毎年言われていますが、そもそも何でそうなったのでしょうね。生活するには何でもネットで調べる事ができる大変便利な世の中にはなっていますが、その分自然界が破壊され野生の動物や植物の居場所がなくなっています。木がドンドン伐採され住宅街が広がり、食べ物も加工されたものがコンビニで手軽に買える時代ですが、自然のものを口にしなくなった子供たちは菌に弱く免疫力が落ちています。

海外からの輸入に頼ってしまっている日本は輸入が困難になってきた現在、品物の値上げをするしかなく私達の生活への負担が大きくなってきています。

自然へ還る。太古の人達は太陽が上がれば農作業を始め、陽が沈めば眠るといった自然を感じながらの生活が当たり前でした。ですので、薬なども野草などを煎じて飲んだり塗ったりし、たくさんの知恵と工夫で暮らしていたのでとても元気だったといいます。

今の私達にとっては”それ”が必要になっています。３年間のコロナ禍によって、今まで当たり前に出来ていた事ができなくなり異様な世界になっていましたが、それも地球の大掃除として宇宙から与えられた試練だったのでしょう。

これから益々色んな事が動き出し、今の”普通”の生活が出来なくなるといいます。

今こそ先人たちの知恵や知識を身につけ、できるなら自給自足の生活ができるような方向へとシフトしていければと思います。

自由に軽やかに生きていきましょう。