涼しい朝を迎えています。鈴虫が鳴き鳥たちが朝の挨拶をしているようで心地がいいですね。見渡せば当たり前になったマスクだらけの日常は、何の疑いもなく繰り広げられる社会の常識となっているようです。
秋といえば行楽の秋、芸術の秋とも言われていますが、イベントそのものが中止になっていることが多く季節の変わり目を感じなくなってきました。
何が正しいのか間違っているのかというのは、所詮自分の中の物差しに過ぎません。ただ、自分の受けとめ方によって判断しがちの事があります。これは偏見とも言いますね。
人は耳から情報を聴き目から状況を見ます。その上で脳に信号が送られていくのですが、送られる情報「答え」とは自分の中での認識にしか過ぎません。
そして、聴いた言葉から自分が反応してしまう事や受け止めた感情は、その時の自分のメンタルの状態によって違う事があります。何かのことで迷っていたり悩んでいたり、或いはイライラしていたり悲しんでいたりすると冷静に考えることができません。相手が全く持って悪気のない話をしたとしても、自分にとってその言われた事がドンピシャに心にヒットしたら、大きく心が揺さぶられます。そんな時、迷っていることなどに関連していたら「あ!そうか!!」と気づくことでしょう。反対にイライラしている時などは、自分にとって痛い所を付かれたような感覚に陥り悪気のない相手を批判してしまうかも知れません。又は相手が悪いと言うように、責任転嫁をしてしまうでしょう。
このように自分の中にある感情「魂の声」は、嘘がつけないのです。自分が視ているもの、聴こえてくることは自分が映し出していることとなります。
今現在の状況もそうですね。こ〇なが怖いと思っている人は、マスクをしていない人に対して批判的な態度や言動を放ったりします。ですが、これも自分の中にある「怖れ」からくるものと逆に、マスクをしていない=怖がっていない人に対して、羨ましいという妬みがあることです。これは無意識の領域ですが。マスクをしていない方には、それぞれ体質的な理由などあるでしょうしマスクするしないは本来なら自由なんですよ。でも、自分の視点で人を判断してしまうのです。これが内面的な自分が映し出される瞬間です。
全ては自由なんです。私達の民族は、何かに囚われているかのように従順に従ってしまう傾向がありますが本来は皆一つであり、自由に軽やかに生きていいんです。
何かに誰かに翻弄されることなく、今一瞬を楽しく生きる道へ舵をきっていきましょう。