5月に入りゴールデンウイークも過ぎ去った今、まだ少し肌寒いですね〜。毎年ゴールデンウイークくらいに厚物の服を片付ける私なのですが、今年は寒くて入れ替えができませんでした。ですが、着々と季節は移り変わってきていますね(^^♪ 先日、久しぶりに山へ行ってきました。山登りではありませんよ(笑)私が山に入る時は、神社があったり滝があったりする場所です。
旧山門といわれる場所まで車を走らせたのですが、この先行けるの?!と思う程の道の細さ。ポツンと一軒家へ向かうような片側は崖でガードレールがなく、片側は落石がある山すそ。でも見ればタイヤの後があるので行ってみるしかないと時速20キロほどでぼちぼち車を走らせると、前から車!何とかかわせる場所があったのでホッと胸を撫でおろし着いた山門は、古い年期の入った木の門でした。
そして、ん?と何気に空を見上げたら大きな日輪が!(^^)! 空気が透き通っていてかわいい鳥のさえずりが聴こえていました。この山の頂上で、弘法大師「空海」さまが修行されたとのこと。手前には弁慶がのこぎりで切った跡と言われる岩がありました。新緑が活き活きとそよ風にのり、上から降りてくる透き通った水の音が心地よく何だか私を洗い流してくれるようでした。
一つ一つの滝を見ながら上がっていくので苦にはならなかったのですが、八龍滝と言う場所からズ~ンと体が重くなり上を見上げればかなりの急な上り道。足が止まり息が苦しくて休憩を3分ほどとりました。
神社までの最後の階段手前になると気分が悪くなる程心臓がバクバク。こんなにキツイのは久し振りで汗びっしょりです。やっと上りついたところの空気は澄んでいて、上から流れる滝のマイナスイオンが最高でした。
思いっきり吸い込んで吐き出すを繰り返し、暖かい太陽の陽に包まれ山の生きとし生けるものたちのエネルギーを頂きました。道中に鹿のフンに似た鹿よりも小さい獣のフンを見つけました。
こうして自然を感じていますと、太陽があって土があってその間に生きている私達人間や動植物たちの命があるということに改めて気づかされますね。険しい山道は自然だからこその証です。そんな自然を人間の勝手なエゴによって木を伐採し、山に生息している「すべての生きるものたち」の命を脅かし、餌がないからと麓に降りてくれば人間は躊躇なく抹殺してしまいます。元々は、山に住んでいた「ものたち」の家を荒らし安息地を奪ったのは人間なのです。自分の家が急に潰されたらどうしますか?動物だからいいのでしょうか?私達は「生命」を頂いて生かされています。海にいきるもの、山に生きるもの、自然にいきるもの全ての命です。
こうした場所へ出掛けると、命の尊さを深く感じる事ができます。私達は、この時代に何をしに産まれてきたのでしょう。今の生は何の為に生かされているのでしょう。自分で勝手に生きているのではありません。「わたし」を敬い信頼し「わたしのこころ」に寄り添って生きる事が、「わたし」を大切にし愛するということです。
私は、もっともっとたくさんの方の心に寄り添いヒプノセラピストとして、一人の人間としてそれぞれの方の心が自由に解放されるようなお手伝いをしていきたいと思っています。それは、歌うことや本を書くといったアーティスト活動、講演といったことも含めて伝える事ができたらいいなと思います。