11月も半ばを過ぎ、2019年も残すところ二か月を切りました。2019年の今年は、特に1月辺りから様々な変化が起きた肩も多々いらっしゃるでしょう。今年は、今まで繕ってきた外側の鎧にほころびができて隠してきた内側の肌が剥き出しになった年だったといえるでしょう。全く予想だにしていなかった出来事に翻弄されたり、気持ちが揺さぶられて息が苦しくなるほど心が焼かれたりというような、心の掃除と日常生活の大掃除が行われてきたと思います。
そして、今のこの時期は今までの見直しや2020年の自分に向けての調整が行われている時です。物事がうまく進まず停滞しているような感覚を味わっていらっしゃるかも知れませんが、今はそれでいいと思います。そんな中で、今まで「この人は大丈夫ね」とか「ずっとお友達だわ」とか思い込んでいた人との何かすれ違いが起きていないでしょうか。或いは、「本音の私じゃなかった」という事に気づかれたり・・・。
「素のわたし」と「一枚の布をまとったわたし」のどちらで相手と話していますか?相手は、あなたのどちらを視ながら話をしていますか?どちらのあなたを必要としているのでしょう。
何か違う「もの」「こと」に気づいたら、素直に受け入れて手放しましょう。それは、今のあなたにはもう必要がないのです。ですが、その人と出会った事によって学んだことや気づいた事などが必ずありました。だから、「今までありがとう」そう言って感謝の心でお別れしましょうね。
出会いがあった分、別れもあります。その期間は様々で、一ヶ月だけの出会いで終わるものもあれば何十年もの付き合いもあります。執着しないで思い切って手放してください。その先には、また新たな出会いに巡り会えます。