ヒプノセラピー（催眠療法）とは

ヒプノセラピーとはどういう事をするのか、セラピーセッションをお受けできない事項について改めてご説明させていただきます。人は意識（顕在意識）と無意識（潜在意識）によって機能されています。顕在意識とは思考、理性、知性、意志などを司り頭で考える領域で眠っている間は休んでいます。潜在意識とは感情、感覚、直感、記憶を司り体を動かす機能を担当をしていて24時間心臓などの臓器を休むことなく動いています。割合的には顕在意識が10％潜在意識は90％を占めます。そして、潜在意識の中には膨大な量の情報があり、生まれてからこれまでの人生であった出来事で感じた感情、感覚など記憶のすべてがメモリーされています。ヒプノセラピーはそのメモリーの中からご相談者ご自身が今必要とされる内容を引き出し、自己との対話によって気づきを与えられて受け容れ浄化されていきます。そして執着やしがらみを手放すことができるのです。勿論その時のご自身が越えられる問題しか引き出しません。ヒプノセラピストが無理やり引っ張りだすというような介入はいたしません。セラピストはご本人がスムーズに引き出せるようにサポートさせて頂く役割にすぎません。また、これまでの人生の中で膨大な記憶が何層、何十層にも積み重ねられた中から一つ引き出されるので一度のセラピーセッションで何もかもが解消するわけではありません。ですから、それぞれ個人差がありセッション中に気づきがある方もいらっしゃればそうでない方もいらっしゃいます。後々の日常生活の中で徐々に感じられることもございます。或いは何も感じない場合もあります。

ヒプノセラピーは日常でも起こっています。例えば映画鑑賞や好きなドラマ、番組をみている時やドライブ中といった何かに集中いる時です。その時も顕在意識は起きているので周囲の物音や起こっている事は解っていて、ご自身でコントロールされています。ですので、意識がなくなるわけではありません。

ヒプノセラピー（催眠療法）とはあくまでもご自身の心身に癒しと気づきを与え、魂の成長を促す手法であり医療行為ではありません。精神性疾患のある方、薬を服用されている方、心臓疾患や脳疾患また病勢進行中、妊婦の方などのセッションは原則お受けすることはできません。その点はホームページ内のプライバシーポリシー、了解事項をご確認ください。

ヒプノセラピーとはどういうものなのかという事をご理解頂き、ご縁ある方とお会いできることをお待ちしております。